近年では毎年のように全国各地で自然災害が頻発し、甚大な被害が発生しています。
地震大国といわれている日本。
もしものときのために車中泊の知識を備えておきましょう。

<メリット>
●雨風をしのげる　　　　　　　　　　　●鍵がかけられるので防犯的に安全　　　●いつも使っている車なので気軽
●プライバシーを保てる　　　　　　　　●避難所に行きにくい人にも便利　　　　●ペットと一緒にいられる
●車から給電でき、電気製品も使える（できない車両もある）　　　　　　　　　　●いつでも移動できる

<デメリット>
●エコノミークラス症候群にかかるリスクがある　　●車内が冷えて、体調を崩すことがある　　●車種によっては室内が窮屈
●トイレがない　　●定期的に給油や充電が必要
 

日頃から災害時にどの施設が避難所となるのか、車中泊できる場所があるのか、しっかり確認しておくことが必要です。
緊急だからといって、どこでも好きな場所で車中泊できるわけではありません。
また、水や食料などの物資が手に入る場所なのか、トイレが利用できるのか、も重要なポイントとなってきます。

台風や水害など被災地域が限定された災害の場合は、被災地域外へ逃げることもできます。
被災地から少し離れた地域まで行くと、手に入らなかった物資などを手に入れることが可能になる場合もあります。

 

人は水平なところでないと安眠できません。
まずは水平な寝床を確保しましょう。
　
①車の停車場所はなるべく水平なところにする。
　坂道や凸凹した場所は車中泊に適しません。なるべく平らな場所を探しましょう。

②座席を倒して寝床を確保。
　なるべくフラットになるようシートの隙間や凸凹にはタオルなどの布類を詰めて補正しましょう。